臆病者のための株入門、カモられずにお金を増やせる方法がある!
橘玲(著) 文春新書 750円 2006年4月20日(平成18年)初版発行
他の本には書いてないことばかり!カモられずにお金を増やす方法クールで、知的で、画期的。「黄金の羽根」の橘玲による株と人生設計”入門の入門”ふつうの人でも、あらゆる株必勝法のインチキを見破り、カモられずにお金を増やせる方法がある!株をやらないつもりの人でも思わずやりたくなる、クールで知的な株入門。”こうした紆余曲折を経て、数多くのノーベル賞学者を輩出したファイナンス理論の頂点に君臨する「経済学的にもっとも正しい投資法」が完成した。それはサンダルをつっかけて証券会社に出かけ、「すみません。●●●10万円分ください」と注文することなのである。”文中より目次はじめに 臆病者には臆病者の投資法がある第1章 株で100万円が100億円になるのはなぜか?第2章 ホリエモンに学ぶ株式市場第3章 デイトレードはライフスタイル第4章 株式投資はどういうゲームか?第5章 株で富を創造する方法第6章 経済学的にもっとも正しい投資法第7章 金融リテラシーが不自由なひとたち第8章 ど素人のための投資法あとがき 追証がかかった日
購入時、初版から13年経過していることもあり、一瞬躊躇したが25版まで更新していることもあり購入に踏み切る。
また、題名の「臆病者のための株入門」というタイトルも、博才のない私にはぴったりであった。
前半では株式投資の軽い流れの世間話として、思った以上の感慨もなく期待薄であった。
しかし中盤から後は吸い寄せられるように読み切ってしまった。
痛快というべきだろうか!普段から思う反逆説的なコメントに、よくぞここまで書いてくれたと喝采した。
株はギャンブルなのである。
これは以前からの持論であるが、このギャンブルを意識したうえで小心者の私がそのリスクを最小限に納まるようにメンタルを含めて挑戦する。
小心者であるが故に、小額投資に踏みとどまり、結果として今のところ少額ながら差益を出せている。
しかし、投資という表現も私には「投機」としての覚悟を持つようにしている。