投資と投機,ギャンブルはどう違う?

株式投資とは
企業が他人資本(資本増大)を調達することで、より大きな利益追求(企業価値の増幅:株価上昇)を目指す一方で、供給側(投資家)はそのリスクをとった結果として、キャピタルゲイン・配当が還元される。・・・資本投下
投資家とは:
数年ないし数十年の長期的な視野に立って、自分の投資が価値を生むという見込みのもと、”もの=企業”を買って長く保有する人のことである。
投資家は現物を買う。
ウォーレンバフェットは投資家である。彼は企業を買う。株を買うわけではない。株式市場が、勝った企業の”正当な”値段を反映していなくても気にしない。逆にそれを自分の儲けに結びつける。買おうとしている企業が、株式市場のつけた値段よりはるかに価値が高いと見ればその企業を買い、逆の場合は売却する。
株式投機とは:
価格変動を主眼に、思惑による長期・中期・短期取引による売り買いに基づき、自己(投機家)も資産拡大を追求する。・・・機会投下
トレーダーは企業のような物理的な”もの”は買わない。穀物や金、銀は買わない。株式を買い、先物を買い、オプションを買う。トレーダーが気にするのは市場価格だ。すなわち、トレーダーはリスクを売買する。(相場の価格変動が生むリスクを、先物契約を売買して相殺する手法を「ヘッジ」と呼ぶ)
ギャンブル:
一般にハイリスク・ハイリターンにおいて常に「0」への行為が潜んでいる。
バフェットは19歳で「証券分析」と出会い、投機と投資の違いをはっきりと区別していた。「投機は株式相場の動きを予測して利益を上げる」。一方「投資は十分な分析に基づき、適切な価格で株式を買って保有すること」と説いていた。値動きを占う予想屋のように株式市場と向き合うべきではない。その教えにバフェットは深い共感を覚えた。
私感としてはリスクが存在するという意味では、多かれ少なかれ「ギャンブル」と認識した方が良いと思われる。
なぜなら、「投資・投機」と言う名目で資本参加したものの、倒産に至れば「0」であり、企業の杜撰経営は投資家には不測の事態によりハイリスクをもたらす。
しかし、これを認識したうえでは「株式投資・投機」は資産価値を守る意味で有効な手段となる。
「マイナス金利」時代において預貯金金利はないに等しく、物価上昇を考えれば資産は目減りしていく。

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