観音埼灯台 神奈川県横須賀市 我が国最初の西洋式灯台!

住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1187
参観時間:9時00分~16時00分
料金:200円
休み:悪天候時
駐車場:無料(観音崎公園県営駐車場:5ケ所312台)平日は無料(土日祝550円)
問合:046-841-0311(公益社団法人燈光会、観音埼支所)
アクセス:京浜急行電鉄浦賀駅下車、浦賀駅から観音崎バスで20分、徒歩10分
     横須賀自動車道馬堀海岸ICから国道16号経由5分、徒歩5分
2030 日本の灯台50選/参観灯台/条約灯台
塗色・構造:白色・塔型(造)
レンズ:第4等フレネル式
灯質:群閃白光(毎15秒に2閃光)
光度:77.000カンデラ
光達距離:19.0海里(35km)
明弧:度から度
高さ :地上~灯塔頂部19m
   :平均水面上~灯火56m
        :地上~灯火15m
点灯年月:明治2年1月1日
令和元年12月20日(2019年)
年内最後の灯台巡りの締めくくりとして、ここ観音埼灯台にやってきた。晴天に恵まれ絶好の灯台日よりである。三浦半島突端の灯台も城ケ島灯台から始まり安房埼灯台・剱埼灯台・諸磯埼灯台と巡り、間口港灯台を残し終盤になった。
前々から計画してはいたものの、天気に恵まれず予報との兼ね合いで晴天の今日を逃すまいと出かけることとなった。
実は今回の訪灯は別にもう一つの目的があった。参観スタンプはもちろんのこと、2020年度のカレンダーを手に入れたかった。塩谷埼灯台を訪れた時に今年中盤になり、カレンダーが余っているのでとのことで譲って頂いてからの毎月のカレンダーめくりに魅了されたのがキッカケである。
灯台へは公園入口の平日は無料(土休日550円)の大駐車場に停めると灯台の形をした街路灯、大きな公園案内図と灯台のモニュメントが目に入る。その脇を海沿いに向かって散策し奥に進んでいく。
本日は12月後半には珍しく、暖かく風も穏やか。権現洞窟を通りすぎると崖の上に観音埼灯台が現れる。
灯台入口の坂道を登る。生茂った木々の間をぬけると青々とした空の中に灯台が現れる。このコントラストが実に良い。
入口で参観料200円を納め、カレンダー600円、スタンプを押して中に入る。
左手に並ぶ句碑があり、
  霧いかに深くとも嵐強くとも(高浜虚子)
  汽笛吹けば霧笛答ふる別れかな(初代海上保安庁長官 大久保武雄) とある。
八角形の実に優美な灯台である。塗色が新しいのか白がこの上なく空と海に映える。三代目の灯台とあるが洋館を思わせる佇まいでもある。
入口より展望までの61段を登る。岩壁に立っているせいか眺望もすこぶるよく遙か対岸千葉の東京湾観音まで見渡せる。
灯台入口の脇に平成16年、全国で8番目となる展示室に入る。
帰路、受付の女性の方と灯台について貴重なお話を伺え、どこの灯台でもみなさん親切で益々、灯台巡りにはまり本年最後の参観訪灯を終える。
ここ観音埼灯台は三浦半島の東端に位置し、眼前の浦賀水道は、3.5kmの狭水道で、海上交通路の大動脈となっている。
大正11年の地震により初代の国内で初めての洋式煉瓦造りの四角形の灯台は壊れ、2代目も翌年の関東大震災で再度壊れ、大正4年に造り直された3代目の灯台が、現在のものとなり、浦賀水道を航行する船舶を見守り、今でもタンカー等の巨大船の安全航行に役立っている。
また、この灯台を着工した1868年(明治元年)11月1日は、灯台記念日ともなっている。
国内初の洋式灯台は、四角形の洋館に灯塔を乗せた珍しい形でした。建設したのは横須賀製鉄所雇フランス人首長フランソワ・レオンス・ヴェルニーで、建設には横須賀製鉄所で焼かれた約6万5千枚のレンガ(資料館に展示)が使われました。フランス製フレネル式3等不動レンズ光源には落花生油を使用、その光は沖合約25kmまで届きました。残念なことに大正11年4月の地震で倒壊し、コンクリート造りのスマートな灯台に生まれ変わりましたが、さらに翌12年の関東大震災で大きな損壊を受けたため、大正14年6月に再度建て替えられました。(「灯台参観記念スタンプ帳」より)

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