哲学の道 京都

アクセス:京都市営バス 銀閣寺道バス停下車
京都市営バス 宮ノ前町バス停下車

京都市左京区にある琵琶湖疏水分線に沿った歩道。
永観堂付近にある熊野若王子神社横から始まり、銀閣寺道バス停付近の白川通今出川交差点まで続く約2kmある。熊野若王子神社から大豊神社参道までは琵琶湖から大津で取水され蹴上を経由し分水して北上する疎水が南禅寺水路閣を経て哲学の道に流れており、疎水の山側は自然の森となっており、対岸側に桜並木がある。そのため春は桜、秋は紅葉が美しい区間である。それより北側は両側が住宅地となり、疏水の両岸に桜並木が植えられている。歩道も東側にもある場合があるが、よく整備されているのは西側だけである。桜の季節や紅葉の季節には多くの観光客でにぎわう。

明治の頃、文人が多く住むようになり「文人の道」と称されていた。その後、京都学派の哲学者・西田幾多郎や田辺元らが散策したため「哲学の小径」と云われたり、「散策の道」「思索の道」「疏水の小径」などと呼ばれた。1972年(昭和47年)、地元住民が保存運動を進めるに際し、相談した結果「哲学の道」と決まりその名前で親しまれるようになった。日本の道100選にも選ばれている散歩道である。
道の中ほどの法然院近くには、西田が詠んだ歌「人は人 吾はわれ也 とにかくに 吾行く道を 吾は行くなり」の石碑がある。

この道も私が大好きな場所のひとつである。何度ここを通ったことだろう。まず、京都に来てここを通らずに旅を終えた記憶がない。学生時代も友人が東京から訪ねてくればここを通り東山の寺々を紹介する。何もなくただのんびりとしたい時もここを歩く。まさに哲学の径にふさわしいひと時を味わえる。

四季折々実に様々な景色が味わえる。銀閣寺から始まり永観堂を通り、時間が許せば三十三間堂まで歩く。

ここまで歩いても全く疲れを覚えないのもこの道の良いところだろう。30年以上前は、この道も人知れず、京都に来る観光客もここまでは訪れず、閑散としてそれが散歩道として名のごとく哲学的思いに耽るに最高でもあった。今でこそ人が多く歩いているが、それでも京都の町中から比べれば少ない。


この哲学の道にはまた、所々にお店がある。市内にあるようなお土産さんと違い、創作陶器や古着屋さんなど。こうしたお店を時折入ってはまた、京都を感じる。
嗚呼、こうして書いているとまた、京都に行きたくなる。

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