「脳寿命を延ばす」(認知症にならない18の方法) 新井平伊(著)脳の老化は身体より早い。いますぐできる頭のメンテ

文春新書 800円 初版発行2020年12月20

身体の寿命は延びたのに、脳はそれにおいついていない。認知症の完全なる予防はできないが、なるべく発症しないようにすることは可能だ。今からできる18の方法で、脳の健康寿命を延ばす!

目次
序章 身体と脳の寿命はアンバランス(なぜ身体の寿命に脳は追いつけないのか)
■日本人の平均寿命が延びた理由
■脳の仕組みや働きはあまりにも複雑
■脳の寿命も延ばせる!
■人間の脳は奇跡の臓器
*
第1章 脳の謎を知る(まだまだその正体はわかっていない)
■動物と人の違いは、脳の大脳皮質にある
■意欲、感情、知力を司る大脳皮質
■大脳皮質の巨大ネットワークが脳の活動の要
■アインシュタインの脳は普通の脳とどこが違うのか
■脳だけにある独自の検疫システム
■脳は身体を制御しながら、自分自身を守っている
■脳の機能は数値で示せない
■脳の働きは、まだ10~20%程度しかわかっていない
*
第2章 脳が老化する仕組み、それを予防する方法
*
第3章 脳の健康寿命をいかに延ばすか
■認知症における一次予防~三次予防(まずは生活習慣病を治すこと。それで脳の健康寿命は確実に延びる)
■生活習慣病を治す
*
第4章 脳寿命を延ばすノウハウ(実践編)
■身体機能の低下を示すサイン
*
第5章 脳に効く、食とサプリはあるのか?
*
第6章 脳の最先端医療はどこまできたか(アミロイドPETの効用)
*
終章 脳を知ることは健康寿命を延ばすこと
*
あとがき
*
息子がこれを読んで将来に備えては?と買ってきてくれた。最近、親の認知の問題もあるが、それと同時に自分の物忘れやちょっとした体調変化に心配もつきまとい、今までは気にも留めなかったが、今のうちに読んでみようと手に取る。
改めて読んでみるとこれといった斬新な処方はなかったが、健康を意識するには良いきっかけであった。
今すぐできる18の方法は、全てに該当するわけではないが、思い当たるものをコツコツと実践してみようと思う。
本に関しての感想は、特段なしであるが、本の目次で大体のことが読み取れてしまうので、実に分かりやすい本であった。それでも本のタイトルにもあるように、「脳寿命を延ばす」は魅力的であり、脳の劣化を予防する項目を1つ1つ丁寧に解説している。
*

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です