「一日一生」 酒井雄哉(著) 一日を一生のように生きよ、明日はまた新しい人生

朝日出版 700円 2008年10月30日(平成20年)初版発行

「一日を一生のように生きよ、明日はまた新しい人生」。
現代の〝生き仏〟と称される酒井雄哉・大阿闍梨の慈雨の言葉集。
生々流転を経て、比叡山・千日回峰行を二度満行、いまだ歩き続ける。
なぜ生きるのか。
いかに生くべきか。
人生に迷うすべての人に。
「あせらず、あわてず、あきらめず、無理をしない」
「仏さんには、なんもかんもお見通しかもしれないよ」
現代の“生き仏”と称される酒井雄哉・大阿闍梨の慈雨の言葉。なぜ生きるのか。どう生きるべきか。苦しみや死をどう受け止めたら良いのか。人生に迷い悩むすべての人に。
「あせらず、あわてず、あきらめず、無理をしない」
目次
第一章 一日一生
第二章 道
第三章 行
第四章 命
第五章 調和
【著者紹介】
酒井雄哉(さかい ゆうさい
1926年(大正15年)9月5日 – 2013年(平成25年)9月23日 )
天台宗の僧侶。
大阪府生まれ。太平洋戦争時、予科線へ志願し特攻隊基地・鹿屋で終戦。
戦後職を転々とするがうまくいかず、縁あって小寺文頴師に師事し、40歳で得度。
約7年かけて約4万キロを歩くなどの荒行「千日回峰行」を80年、87年の2度満行。
天台宗北嶺大行満大阿闍梨、大僧正、比叡山一山 飯室不動堂長寿院住職を務めた。
感想
40歳で得度し、約7年かけて約4万キロを歩く荒行「千日回峰行」を80年、87年の2度満行。 以前から読んでみたい本であった。 その理由は無心な満行と行動にあり、年を取ってからの実行力に魅せられる。 活字が大きく一日で読み切る。 一日が一生であり、結果として明日が訪れる。 無欲が故に充実し明日がないから今日が精いっぱい生きられる。 とても真似が出来る事ではないが、一日が駄目ならせめて今、この瞬間だけでも頑張ってみたいものである。

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