「夏雷」 大倉崇裕(著)一度は山を捨てた元探偵の誇りと再生の闘いが始まる!山岳サスペンス小説

祥伝社文庫 790円 平成27年7月30日(2015年)初版発行

槍ケ岳に待つ罠。依頼人は初老の登山未経験者。一度は山を捨てた元探偵の誇りと再生の闘いが始まる!

東京月島の便利屋倉持のもとに、北アルプスの名峰槍ヶ岳に登れるようにしてほしいという初老の依頼人山田が訪れた。ずぶの素人が必死の体力トレーニングを続ける真の目的とは? 丹沢、奥多摩と試登を続ける二人に謎の尾行者が迫り、“槍”挑戦への行程を早めた直後、山田が消えた! 一度は山を捨てた倉持の、誇りと再生を賭けた闘いの行方は!? 山岳サスペンス傑作!
目次
第一章 灰色の男
第二章 旧友
第三章 丹沢
第四章 奥多摩
第五章 過去
第六章 南アルプス
第七章 手帳
第八章 違和感
第九章 因縁の男
第十章 警官志望
第十一章 腕時計
第十二章 疑惑の男
第十三章 槍ケ岳
第十四章 夏雷
大倉/崇裕
1968年京都生まれ。98年「ツール&ストール」で小説推理新人賞を受賞。本格ミステリーの醍醐味と多彩な作風が幅広く支持され、『生還』『聖域』などの山岳サスペンスでも評価を高める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
2018年2月23日
推理小説を読んだのは実に久し振りにであった。百名山の資料を整理していて、以前に買ったものの、読まずに書棚に積んであったのを思い出し読むことになった。槍ヶ岳にはまだ登ったことがないが、やはりそれなりの万全の準備が必要なのだろう。さて、本題の内容であるが、大倉作品は初めてであり評価する事も出来ないが、読んでいてグイグイ引き込まれる面白さがある。
ただ、推理小説としては佳境をむかえる後半が、前中盤から比べると短くちょっと残念だった。あと50ページはほしい。

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