ガラケー男がネット副業で年収5000万円」五十嵐勝久 扶桑社 1400円 初版発行2016年4月15日
ガラケーしか使えなかったデジタル音痴が編み出したネットで稼ぐ発想法
デジタル音痴でガラケーしか使えなかったサラリーマンが独自に編み出したネット副業のノウハウを紹介。サラリーマンを本業としながら副業と合わせて年収5000万円を達成した独自の思考法を公開する。「会社での働き方を変えれば、副業スキルがみるみる身につく」。自身の体験をもとに“元手ゼロで始められるブログアフィリエイトによる稼ぎ方”を指南。会社でセーフティネット無き時代、サラリーマンの新しい生き方を教えます。
1、給料が安くても会社はやめるな!
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子供の頃からサラリーマンになりたかった
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月50万円稼いでいた大学時代
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念願の銀行に入ったものの、3日で「とんでもないところに入った」
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転職したのは”頑張れば稼げる職場”
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給料ダウンは気にせず、将来を見越し再び転職
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デジタル音痴なのにネット副業スタート
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半年後には月収30万円、1年後には月収100万円を達成
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複数のブログを立ち上げ、月の収入が200万~300万円にアップ
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副業が「自由にやりたいことができる場所」に
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貯まったお金は親孝行&税金でいったん消えた
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会社での自分の限界が見えたときが独立を考えるタイミング
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独立は副業で”1年間は食える貯金”を稼げてから
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今の時代、会社には残りたくても残れない
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死ぬまでに必要となる一億円、どう稼ぐ?
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ネットなら定年を気にせず働き続けられる
2、会社員であるうちにやっておくべきこと
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「会社をやめたいから独立する」という発想はアウト
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まずは社内で評価される人間になら
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「まわりは仕事ができないヤツらばっかり」はラッキー
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職場では決して「NO」と言うな
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現場責任者まで上りつめろ
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デジタルスキルを伸ばせるチャンスを逃すな
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”コネクション”の意味を勘違いするな
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酒の席での「一緒にやろうぜ」はたいていウソ
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本業でのコネクションこそ大切にしろ
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今の会社が本当にダメな会社なら独立前に一度転職しろ
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名刺とプライドでは飯は食えない
3、知っておくべきネット副業の常識
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ヤフオクやアマゾンでの転売は”お小遣い稼ぎ向き”
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見せたい趣味は、十分な時間があればYouTuberもあり
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簡単で割のいいのはブログアフィリエイト
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「本気で売りたいもの」を探せFXなど金融関係
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サラリーマンならではの能力や環境こそが役に立つ
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「ジワジワきてる」モノを見つけられたらベスト
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専門書は買うな!
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「わかなないことはググる」でOK
4、アフィリエイトで稼ぐ五十嵐流メソッド
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そもそもアフィリエイトとは?
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儲かるジャンルは株やFXなど金融関係
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”広告非表示”可能なブログサービスを選ぶ
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タイトルは”わかりやすさ”、デザインは”見やすさ”重視
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ユーザーが欲しい情報を意識してテキストを書く
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ASPは”売りたいモノを取り扱っている大手”で決まり
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画像でリアリティを出す
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必ずブログランキングに登録を
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自己アフィリエイトをフル活用する
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複数のブログを立ち上げてチャンスを広げる
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最初に明確な目標設定を
5、0を1にするのは難しいが、1を100にするのは簡単!
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最初の1件が取れれば、あとは倍々ゲームで収入が増えていく
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なかなか成果が出ないときは、まずタイトルを見直そう
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各記事のタイトルとカテゴリー分けも工夫する
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検索エンジンで上位に表示されるための3つの大事な要素
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どんどん相互リンクをお願いすべし
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内部リンクで内部構造を強化せよ!
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スポーツと政治の話は書かない
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”かわいい動物”の画像は鉄板
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羞恥心を捨ててユーザーに呼びかける
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新規ユーザーだけだはマネタイズできない
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「人様に喜んでもらうためのコンテンツを提供する」というスタンスを決して忘れてはいけない
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あなたはエンターティナーに徹するべし
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100人いたら99人が挫折している
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騙されたと思って3ヶ月は続けること!
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モチベーションを保つ方法
6、稼ぐことだけを人生の目標にしない
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お金で人生の悩みは9割解決できる
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「稼いだお金で何がやりたいのか」という明確な目標を持つ
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僕がどんどん納税したいわけ
- 自分の人生で自分がヒーローになるために
感想
初版が2016年なので、今から6年前に読んだのだが、当時はこの表題部に誘われて本を購入した記憶が残っている。
著者の大学を卒業し、証券会社に勤務したまでの経歴が同じなので、ある意味共感するものがあり、ブログを始めようかと考えていた私には、丁度良いとっかかりの本であった。
全体的には技術系・システム系の詳細には多々欠けるものの、概略としてのネット副業というかブログについての考え方についての解説に終わる。
その延長線上で金融系ブログを多く閲覧してみたものの、どうしても個人ブログでは”眉唾”的なものも多く、企業ブログ・専門ブログには情報量において見劣りしてしまう。それなりに難しいものである。
株式の実践でも、こうして「儲かった」とのブログもあるが、結果論的にタイムラグもあり、ましてや株式の上昇期から下降期にかけては、メディアも含めこうした記事は極端に減ってくる。
結局、私にとって何をテーマにすべきかが最大の難問になる。試行錯誤の連続は当面、続きそうだ。