爪木埼灯台 静岡県下田市 高原にあるかのような高台に立つ白亜の円塔形恋する灯台

住所:静岡県下田市須崎
参観時間:内部見学はできない
料金:なし
休み:なし
駐車場:あり(有料500円、200台)
問合:
アクセス:伊豆急「下田」駅からバスで「爪木崎」行き終点で下車、徒歩10分
マイカー:国道135号沿いの交差点「柿崎」を須崎方向に曲がり、最初の信号「爪木崎交差点」を左折し、突き当りが「爪木崎公園」の駐車場となる。
2441
塗色・構造:白色円搭形(コンクリート造)
レンズ:
灯質:単閃白光(毎4秒に1閃光)
光度:8300カンデラ
光達距離:13.5海里(25km)
明弧:180度~62度
高さ :地上~灯塔頂部17.3m
   :平均水面上~灯火37.8m
       :地上~灯火 m
点灯年月:昭和12年1月1日(1937年)
本日2灯目の爪木埼灯台へ向かう。河津より国道135号線を下田に向かい海岸沿いを須崎半島突端を目指す。道なりに岬突端まで来ると、草原ともいうべき空間が視界に広がる。
ここ爪木埼灯台は海面からの高台にあり、遠くから眺めると尻屋埼灯台の縮小版を想起させられる。
是非、訪れたい灯台であり「日本の灯台50選」に入っていないのかが不思議に思える。このシチュエーションはどこから見ても絶景で、晴れの日はもちろんのこと天候・季節・時間を問わず何かの感動を与えてくれる。
駐車場を出て、広場から眺めるとハートの形をした背もたれのベンチがある。
そして灯台へと続く緩やかな坂を登り一本道を歩いていくとまた、ハートの形をしたオブジェがある。さすが恋する灯台と呼ばれるだけのことはある。
その先を灯台に向かって歩くと右側にはこれも柱状節理で有名な「俵磯」望める。江戸時代には建設用石材として使われたとのこと。荒々しい水飛沫がぶつかり合う。
左側はコバルト色の砂浜が穏やかで、水仙具群の丘が風に揺らいでいる。
さて、肝心の灯台であるがこれも美しい。
岬突端にあることを実感させてくれる。登りたい衝動に駆られる。灯塔の高さも丁度良い。
これ以上低くも高くもなくこの景色にマッチしている。
戻りは砂浜を通り駐車場までの道を通る。花が咲き誇り気分爽快である。
砂浜の正面後ろは一体に広がる水仙群。今の時期は青々としているが、水仙まつりが開かれる12月中旬から2月上は圧巻なのだろうか。是非来てみたい!
後ろ髪を引かれる思いであったが、本日の旅はまだ始まったばかりを思い出し「爪木埼灯台」を跡にする。

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